「予想するから勝てない」よく競馬雑誌などで見かける言葉ではあります。
意味するところは色々とありますが、
競馬評論家や競馬専門誌の予想担当者など実際にプロと呼ばれる方々でさえ、
必死に予想しても的中率はわずか2～3割程度なのだと言います。
プロの予想家でもトータルでは負け越しているのは驚きです。

よくよく考えてみればそれも当然のことです。
テレビ中継をよく見ていただければわかりますが、
優勝馬は単独のぶっちぎりで5馬身も10馬身も
二位以下を引き離して勝つわけではありません。

ほんの一馬身程度の中に何頭もの馬がひしめき縺れあいながら
ゴールしているのをあなたは何度も見ているでしょう。
一位と二位の差がほんの「鼻差」である事など日常茶飯事です。
時間にしてほんの一秒前後で一位と二位は決まるのです。

それに何らかのアクシデントが加わればレースはもっと混乱します。
いくら完璧な予想をしたつもりでも、
ほんの一秒の差では何が起こっても仕方ないのです。

だから予想が的中したからと言って自分の予想に酔ってはダメなのです。
競馬には「運」も大きく左右するからです。
あなたの予想はその運に助けられただけなのかも知れませんからね。